オーロラを見てきました
2002年1月31日3泊5日でカナダのイエローナイフへオーロラ観察に行ってきました。友人も誘ったのですがマイナス20℃にもなる極寒の地へはさすがに誰も行きたがらずひとりでツアーに参加しました。
3夜のうち1日だけ雲が晴れてすばらしいオーロラを見ることができました。
子どもの頃テレビで見たカーテンのようなオーロラ。実際に見たオーロラは本当に薄いカーテンのように揺らめきながら頭上にゆっくりと降りてきたのでした。

感動でした。
オーロラを待つ間ティービーと呼ばれるテントの中でホットチョコレートをいただきました。中はとっても暖かです。
オプションで犬ぞりに乗りました。
実はムツゴロウさんのゆかいクラブの会員でもあるわたし。このチャンスを逃す手はありません。<犬ぞりを操縦するコース>を迷わず選択しました。
出発直前のそり犬たち。
やる気満々です!
右の写真はわたしです。スキー用のゴーグルは持って行って正解でした。
昼間でもマイナス22℃くらい。顔を覆い隠さないと凍傷になってしまいます。
関西育ちのわたしはこの後、生まれて初めて睫毛と鼻毛が凍るのを体験したのでした。
1周約3キロのコースを交代で乗ります。
操縦するひとは中間の2キロくらいのゆるやかなコースを操縦させてもらえます。
とはいっても<後ろに立ってるだけ>かも?いえいえ、カーブでは重心を変えたり結構大変でしたよ。
前に座っていたとき最後尾のそり犬が走りながらうんちをしていました。
目線が同じ高さなので飛んできそうで恐かった…!
5組くらい乗せてそり犬を交代させます。さすがにヘロヘロになっている子もいました。
オプションの後は焚き火でマシュマロを焼いて食べました。トロ〜リと溶けたところをハフハフいいながら食べました。
甘くておいしかったです♪
地元カナダのひとたちはわざわざそんな寒いところへオーロラを見に行ったりしないそうです。オーロラを見に行くのはほとんどが日本人。ホテルでもエドモントン〜イエローナイフ間の国内線でもここは日本かと見間違うほどです。
イエローナイフは金鉱でも有名なところですが、近年、冬の間はオーロラ観光が地元の貴重な収入源となっているそうです。冬はすべてが凍り付いてしまう世界に日本人が自然の驚異を求め、それにイエローナイフの地元の人たちが応えてくれたことに感激しています。こんなところまで美しい自然を見に行く<物好きな日本人たち>がとても好きになりました。
またいつかオーロラを見に行きたいです。
おまけ。バンクーバーの空港で買ったお人形です。